『好きというその気持ち』
「ルウ」
「何?マグナ」
「…好きだよ」
「うん。ルウもマグナの事好きだよ?」
その顔はどう見ても、お菓子が好きだとか猫が好きだとか、そういう好きと同じもの。
いやむしろ、ケーキのことを好きと言うときのほうが幸せそうなのでは?
何気なく凹んだマグナに、ルウは首を傾げた。
「こりないねーマグナ」
「こりませんね。本当に」
「単刀直入なのはいいんですけどね…」
「全く、バカかアイツは」
「空回りですね」
「バッカじゃねーの?」
ミニス、アメル、カイナ、ネスティ、ロッカ、リューグ。
全く同じタイミングで、マグナとルウの2人を見ていた6人は、それぞれの感想を言い放った。
あまりのタイミングのよさに、互いの顔を見て思わず笑いあう。
そんな平凡な今日この頃。
―――マグナの思いがルウにつうじる日はまだまだ先のこと。
2005年4月3日
なんだかうっかりバルルウに走ってるけど、SN2をやっていた当時は、バルトリ・マグルウが一番好きでした。
バルレルとルウさんが大好きです。